健康食品メーカー、化粧品メーカーさんの通販新規参入(直販参入)についてのチェックポイント
2011/09/22
今回のコラムは、最近弊社へもお問い合わせが多い健康食品メーカーさんや
化粧品メーカーさん、食品メーカーさんの通販事業参入についてのチェックポイントのコラムです。
メーカーさんが直販市場に参入する背景としては、
・直販でもっと利益率をアップさせたい!
・新しいチャネルを強化したい!
・オリジナル商品開発して販売したい!
などが主な理由となっているかと思います。
通販事業を始めるにあたって、まずご検討されるのが通販システムなのですが、
資金力豊富(?)なメーカーさん、
「システムはオーダーメイドでシステム会社に発注しよう!」
というメーカーさんが多いです。オーダーメイドで通販システムを作る場合の価格に
ついてはだいたい300万〜1000万くらいが相場となっています。
結論から申し上げますと、
「最初からオーダーメイドのシステムは辞めた方が無難」
です。
実際、メーカーさんが数百万かけて発注したオーダーメイドの通販システムを1年使わずに違うシステムに切り替えたというのはよくある話なんです。
長い前置きになってしまいましたが、メーカーさんが通販事業に参画される際にご検討
いただきたいチェックポイントは下記です。
チェックポイント①:システムはオーダーメイドにせず、ASP又はパッケージを導入する。
理由:通販ノウハウが不十分な段階でオーダーメイドの通販システムを発注すると、必ず不十分なシステムが出来上がります。
その後、どんどんシステムを改善していきますが、基本のシステム設計が不十分なため、
カスタマイズ費用がふくらみ、費用対効果がどんどん悪くなるケースが非常に多いです。
ASPやパッケージの通販システムは既にノウハウが凝縮されているので、新規事業には最も適しています。
通販事業が成長し、得られた収益をベースにして独自の通販システムをご検討いただく形が良いです。
その頃には御社にもたくさんのノウハウが蓄積されているはずです。
チェックポイント②:物流(出荷)はまず自社内で行い、販売数に応じて外部委託を検討する。
理由:メーカーさんの場合、既に物流倉庫があるケースがほとんどだと思います。最初は既存の倉庫を応用して出荷を行い、直販のノウハウを御社内で習得します。
ある程度の物量が確保できたら、物流コストの削減&通販効率化の為に外部委託を
検討いただく流れが最もスムーズです。この際に、自社で蓄積した通販物流のノウハウをしっかり委託先に引き継ぐ必要があります。
※コールセンターについても同様の事が言えます。
チェックポイント③:経験に学ばず、歴史に学ぶ。
理由:最初のスタートは、自社内で完結せず、色んな方の力を借りましょう!通販コンサルタントさんに入ってもらったり
通販の会合、勉強会などに出席しながら知識をどんどん吸収する事が必要です。
ことリピート通販においては皆さんだいたい同じ道でつまずくもの、前もってコンサルの先生や通販の先輩の意見を聞く事は
御社の成長スピードを何倍にもしてくれるはずです!
チェックポイント④:費用対効果を明確にし、リピートを最優先課題にする。
理由:これはすごく基本的な事なのですが、かけたコストの効果を明確化する事は絶対に必要です。実際に通販事業を始めてからの代表的なコストは広告費です。
「広告費をかけたら利益が上がる」という考えのメーカーさん、要注意です!利益は出ません。
目の粗いザルに砂を入れても何も残らないのと同じで、しっかりお客様をフォローしてリピートしてもらう(=目の細かいザル)事が重要です。
通販事業においての広告からの顧客獲得費用はどんどん高騰していますので、リピートを取って利益化する事が重要です。
代表的な手法は「定期購入」ですが、お客様を定期購入へ誘導する為に色んな施策(特典やフォローなど)があります。
それを行った上で、広告の費用対効果を出してください。
最初は大きくこの4点がポイントになります。
知名力も資金力もあるメーカーさんが、結構な資金を投下して始めた通販事業だが、1年で撤退。。。という事はよくある話ですが、その原因となっているのはやっぱり上記の4点の何れかなんですね。
ここは是非抑えておいてくださいね!






















